私がこの事業を始めたきっかけは、外資系金融機関で働いていた約20年前にさかのぼります。 

その頃は米国への留学を果たした直後でノリノリ。

毎日深夜まで仕事をしてタクシーで帰宅する生活も苦になりませんでした。

ところが、好事魔多し。

ある日父が倒れたのをきっかけに、家族がバラバラに。

ストレスから私自身も倒れてしまいました。

そこで降りかかってきたのが、相続や家族の生活費の問題。

残念ながら、財産やお金に関する問題は本人が病気だろうが、苦しんでいようが待ってはくれません。

「父を失うかもしれない。」、「家族を失うかもしれない。」

これまで元気一杯で人生を送ってきた私が、辛い人生の転機に直面し、心身が弱って初めて気づきました。

こんなときに冷静に財産やお金のことを論理的に考えることがいかに大変なことかを。

「いつか、人生の転機にある方の役に立つ仕事をしたい。」

こんな考えが芽生えたのは、困難な局面が終わりに近づいた頃でした。


しかし、この想いが実現するまで、10年の月日と、多くの人生の(苦しい)転機を要しました。 

今思えば、人を助ける前に、まず自分が人生の転機の困難をたっぷりと経験する必要があったのかも知れません。

また、「チャンスは悪魔の顔をしてやってくる」とも言います。

結果、多くのものを失いましたが、有難いことに本事業を立ち上げることができました。

これも、支えてくれた家族、友人、そしてどんな者かも分からないのに、私を指名してくれたお客様の方々のお陰です。

本当にありがとうございます。

これからも、

「お客様から喜んでもらえる結果を出す。」

「結果に見合った報酬を頂く。」

「結果と報酬でさらに成長させて頂く。」

この3つを念頭に、人生の転機にある方の最良のパートナーとなるために、一生研鑽を続けて参ります。