私がこの事業を始めたきっかけは、外資系金融機関で働いていた約15年前にさかのぼります。 その頃は米国での留学を果たした直後でノリノリでした。 毎日深夜まで仕事をしてタクシーで帰宅する生活も体力と気合で乗り切れていたのです。

そんな頃会社帰りのある深夜。 終電前に駆け込んだ某外食チェーンでの一人夕食後、ふとこんな考えが頭をよぎりました。

「自分は、会社の財務はよく知ってるのに、自分の財務は全然知らないな。」

実際、会社では他の部門に厳しく数字の注文を付けていたくせに、いざ自分のことになると、今いくつ口座を持っているのか、今、どれだけ残高があるのか、これからどんな収入があり、支出があるのか、全く把握していませんでした。

「これではいけない!」a

さっそく、財務や会計の知識を生かして自分の「長期計画」を作り、不要な口座や保険、金融商品を解約しました。 すると、今まで抱えていた「ぼんやりとした将来への不安」が、何だかスッと軽くなったのを覚えています。

その後、まるで運命が待ち構えたかのように、私の人生に怒涛のような転機が訪れました。

家族の喪失、転職、子どもとの別れ、健康の悪化、収入の途絶、離婚、インド・バングラデシュを3か月放浪、再就職、再婚、退職、再就職、退職、子どもが生まれ、主夫業を経て(この事業の)起業。 

繰り返し転機を経るに従って、2つのことを学びました。

人生は何度でもやり直せること。 そして、その秘訣は「何か目標を作り夢中で実行する」こと。

そして、新たな人生を作ろうとしている方を応援したい気持ちも芽生えました。 そこで、自分の得意としていることを生かして、今の事業を始めるに至りました。