最大4割引! 横浜市民は「レシ活」と「かながわPay」の併用でおトク
2022年8月26日から始まった、横浜市が実施する「レシ活」。
その約1か月前、2022年7月19日から始まっている神奈川県実施の「かながわPay」
「コロナ禍での飲食店支援」や「消費活性化」を目的に実施された第1弾に続き、新たに「原油価格や物価高騰対策」目的も加わった「第2弾」が実施中です。
横浜市在住でポイ活、レシ活大好きな我が夫婦は、さっそく利用しています。
この2つの事業の最大ポイント還元率はそれぞれ20%。
「レシ活」と「かながわPay」、条件が合えば同じ買い物で使えます。
つまり、2つ合わせて使えば実質40%の割引を一つの買い物で得ることができます。
「レシ活」と「かながわPay」とは一体何なのか。
そして、この2つをどう使えばポイント還元を受けられるのか。
やさしく解説します。
横浜市の「レシ活」とは?
横浜市が実施するポイント還元事業です。
その名の通り、利用したお店が発行するレシートを使い、スマホアプリを通じて利用者にポイントを最大で20%還元します。
実施期間は2022年8月26日から11月30日までの約3か月間。
ただし、予算に達した時点で終了します。
「レシ活チャレンジ」と「レシ活VALUE」
このレシ活、「レシートの内容」によって2種類に分かれます。
横浜市内の飲食店で発行されたレシートは、「レシ活チャレンジ」。
横浜市内の飲食店以外の店舗やガソリンスタンドで発行されたレシートは、「レシ活VALUE」。
例えば、横浜中華街のお店で四川料理を食べたレシートは「レシ活チャレンジ」。
横浜元町でジュエリーを買ったり、市内のスーパーマーケットで食料品を買ったり、ガソリンスタンドで給油すれば、「レシ活VALUE」でポイント還元を受けることができます。
レシート買取アプリ「ONE」を使ってポイント還元
スマホがあり、アプリをダウンロードできる環境があれば簡単です。
基本的に、レシート買取アプリ「ONE」を通じてポイントが還元されます。
(その他、レシートを郵送で送っても還元は可能です。)
おおまかな手続きの流れは4ステップです。
2.手元にレシートを用意
3.ONEアプリのホーム画面からレシ活アイコンをクリック
4.レシートを内蔵カメラで撮影し、送信。
ダウンロードしたアプリの画面には、「レシ活チャレンジ」、「レシ活VALUE」のアイコンがあるので、購入したサービス、商品の合わせてクリックします。
次の画面(説明文の一番下)にレシート撮影用アイコンが出てくるので、それをクリックして、レシートを撮影します。
送信したレシートに問題がなければ、2週間ほどでポイント(1ポイント=1円)がONEアプリ上の「ウォレット」(口座)に入金されます。
入金されたポイントは、手数料はかかりますが銀行口座へ送金することも可能です。
レシ活の還元率は最大20%、還元額30,000円まで。
「レシ活チャレンジ」、「レシ活VALUE」共に、レシート記載金額の最大20%です。
例えば、レシート記載金額が2,000円なら、400円が還元される計算です。
ただし、「レシ活VALUE」には1回につき食料品その他は600円、ガソリンは1,000円までしか還元されません。
つまり、食料品のレシート1枚の記載金額が8,000円の場合、
還元額: 8,000円×20% = 1,600円
とはならず、ポイント還元額は600円で打ち止めです。
従って、20%のポイント還元を受けるには、買い物に工夫が必要です。
すなわち、食料品などは一度にまとめて買い物するよりも、複数に分けてレシート記載金額を3,000円以内に抑えた方がお得です。
こうして還元手続きを繰り返し、「レシ活チャレンジ」、「レシ活VALUE」それぞれでポイント還元額が30,000円に達した時点で終了です。
1日あたりのレシート申請枚数には上限がある。
「レシ活チャレンジ」では1日3枚、「レシ活VALUE」では1日1枚が上限です。
従って、ポイント還元の限度額30,000円に達するまでの最低日数にも違いが出ます。
「レシ活チャレンジ」は前述の「1回あたりの還元額」に制限がないので、15万円のレシートがあれば1日でポイント還元上限の30,000円を得ることができます。
一方、「レシ活VALUE」は食料品その他が600円、ガソリンは1,000円という制限があるため、食料品だけを買ったとして、ポイント還元上限に達するまで最低50日は必要になります。
事業期間が終わるまでに最大のポイント還元額を受けられるよう、特にレシ活Valueは使い方に気を付ける必要があります。
「かながわPay」はQRコード決済でポイント還元
横浜市民(そして神奈川県民)が受けられるもう一つの「最大20%還元」、かながわPay。
こちらは横浜市「レシ活」と違い、ポイント還元を受けるためにレシートは必要ありません。 還元手続きは買い物時のレジで完結します。
ただし、利用できるお店は、人によってはかなり制限が出てきます。
なぜなら、買い物先は、「かながわPay」アプリが使えて、かつ特定のQRコード決済が利用できるお店を選ばなければならないからです。
2022年8月現在、使えるQRコード決済は以下の通りです。
au Pay
d払い
はまPay
LINE Pay
R Pay
還元率はお店によって10%または20%
かながわPayは、飲食店(感染対策防止を行っている店に限る)やスーパーマーケットなどで使用できますが、「大企業は10%」、「小・中企業は20%」と還元率に違いがあります。
従って、還元率20%のお店をこちらのサイトから探してから買い物をした方が有利です。
かながわPayの利用方法
こちらは、慣れるまでは少し面倒かも知れません。
まず、かながわPayのマークがついているお店のレジで、「かながわPay」を利用する旨を伝えます。
すると、QRコードを提示してくれるので、それをアプリで読み込みます。
支払金額を入力した上で、その画面をレジの方に確認してもらいます。
その後、そのお店で使えるQRコード決済サービスを使って、支払金額を決済します。
ちょっと複雑に思えますか?
確かに、私も慣れるまで時間がかかりました。(特にレジが混んでいると緊張します。)
手間はかかるが、40%の還元は魅力。
ここまで、横浜市の「レシ活」と神奈川県の「かながわPay」の概要をご説明しました。
これをお読みになった方は、「複雑すぎ!」と思ったかも知れません。
しかし、レシ活や決済サービスは、使っている内に意外と慣れるものです。
期間限定の40%OFF。
最初は面倒でも、いざ始めてみると、「もっと早くから始めていればよかった!」と言っている方が周りにたくさんいます。
早速、始めてはいかがですか?
ただし、食べ過ぎ、買い過ぎにはくれぐれも注意を!